子どもと大人の違いについて

Q. 子どもと大人では感覚器官の感じ方が違うそうですが、どのような事に気を付けたら良いでしょうか?

A. 大人にとっては快い 「音」 「色」 「匂い」 が子どもにとっては不快かつ有害な刺激であることが多いのです。
子どもは感覚器官のかたまりであると言ってよい程、聴覚・視覚・嗅覚などの感度が極めて高いので、テレビやCD、テレビゲームなどによる高周波の電子音、またコマ送りの早い画像、強い色彩などは、子どもたちの未発達な感覚器官を過剰に刺激し、傷つけてしまうことがあります。
ポケモンを見て具合の悪くなった子どもたちのことが取り上げられたのも その一例です。

お母さんが毎日つけて当たり前になっている化粧品類の匂いも子どもにとっては “異臭” と同じくらい、不快に感じられているはずです。

人間の歴史のまだ入り口に立っている子どもたちは、原始の人々と同じく、 “文明の利器” にはそぐわない ということを頭に入れておいてください。
すると、なぜシュタイナー教育では 幼児期の子どもにテレビを見せないようにするのか? なぜ遊具に自然の素材を使うのか? おのずと理解できることでしょう。